議会内には会派という組織がある。議員２５名がそれぞれ会派に属し、会派に属しない無所属２人もいる。日田市議会では会派として、市政クラブ１１名、社民クラブ５名、共産党３名、政友会（私と室原議員）２名、天山会２名、公明党２名の構成になっている。市役所議会棟２階に人数に応じて議員控室が設けられている。
会派内の打ち合わせなどをその部屋で行なっている。また、定例会議案に対する態度表明のための会議をしたりしている。普通は会派で意見一致を見て、本会議に臨むことが多い。しかし、今回の議会のように会派内の意見が一致しないで、統一した行動がない時もある。
市政に対する姿勢変化、また、市長が提案する議案全てに賛成する議員が入れば、当然、統一することは困難な時もある。会派内の人数が多ければ、そのことも分かる。しかし、２人しかいない会派でも、今回は分かれた表決になった会派もあった。普通はありえないことである。最初の話はまとまった意見だったが、途中で変更したケースもあるだろう・・・今回のような重要な議案で分かれれば会派を組む必要もないようだ。
