又も今日、衝撃が走った。議会で論客の議員で名を売っている矢野美智子議員が病気のために議員を引退するという情報が入った。本人に確認したところ間違いないようです。本人によると、「夏に目の手術をした。その経過が芳しくないので家族などと相談して腹を決めた」と言う。後継者も見つかったので記者発表したと言う。
矢野議員は現在、経済環境委員会で副委員長もしていることもあり、又、年齢も私よりひとつ年上でもあるので、色々と相談にも乗って貰っていた。矢野議員の一般質問などを拝見していると、市民の中に入り込み、市民が本当に困っていることなどを鋭く市長など執行部に追及している姿が見られないとは寂しいことです。本当の議員の仕事をされ、市民の生の声を議会の場に持ち込み、質問していることをいつも感心していた。この方が本当の議員の姿であると思っていた。
共産党出身の矢野議員は、ここ最近では珍しい考え方も持ち、他の会派とも連携が取れる柔軟な考え方も持っている議員でもあった。市民の要求する請願などに、ここ最近は同調することも多かった。そのひとつに１２月議会で国保税引き下げ議案に対しても紹介議員にもなった。現在の市議会の中で『是は是・非は非』という信念をもった議員が勇退することに市民から惜しまれている。
