新人候補も善戦!!

前評判では新人候補の中で組織もなく、支援者もはっきりしないで色々と噂されていた。市議選が告示されて現職市議が選挙カーに乗り込んで支援を訴えたり、組織の中に入り込んで支援したりした結果、結果として上位に食い込んだ候補もいる。花月川沿いの地区で新人が多かったこともあり、激戦に輪を掛けていた。

開けてびっくり!!当初苦戦が言われていた候補が上位で当選し、候補は勿論支援者もビックリ。私が見た限り、告示前は落選候補の一人でしたが、告示後は地区も20年ぶりの市議誕生に燃え、一致団結した結果であろう。写真は選挙期間中、新人同士の居川候補と財津候補が硬い握手して、お互いの健闘を誓った。

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24名の新しい市議が誕生!!

東日本震災の影響などもあり、盛り上がりがなかった市議選の開票があり、新しい市議24名が誕生した。平成19年4月の市議選投票率は78.51%、今回は69.31%で9.2%ダウンした。県議選の開票時に厳しい指摘があった各候補の得票発表も市議選ではスムーズに進んだ。投票総数40.186 有効票39.672 投票率69.31%でした。

井上明夫 54 無現 2,394
石橋邦彦 57 無現 2,049
財津幹雄 57 無新 1,990
古田京太郎 69 無現 1,948
嶋崎健二 60 無現 1,905
中野靖隆 68 無現 1,837
高瀬剛 64 社現 1,812
溝口千寿 61 民現 1,725
坂本盛男 61 無現 1,688
飯田茂男 57 無現 1,643
松野勝美 51 公現 1,619
坂本茂 51 公新 1,556
赤星仁一郎 62 無現 1,533
立花正典 61 無新 1,525
日隈知重 53 共現 1,519
大谷敏彰 62 共現 1,517
羽野武男 54 無現 1,408
森山保人 61 無現 1,396
吉田恒光 59 無現 1,369
田辺徳子 62 無新 1,365
居川太城 28 無新 1,306
岩見泉哉 58 無新 1,275
樋口文雄 68 無現 1,180
権藤清子 55 共新 1,170
原田裕文 51 無新 942(落)

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「特権階級の侍を保護しますか?」と「反論」を読んで・・

4月11日のブログに対して次のようなメールが届く。

 「保護しますか?」の論点は、マクロの視点で例外を除いた史実を踏まえた議論を展開しているようです。幕府・代官所の威光が後ろ盾の日田の掛屋も大名貸しで踏み倒されています。返済期限の延長や返済率の悪いのが大名貸しだったと記録されています。例えば、府内藩、森藩、小倉藩などが未返済と記録が残っています。また、江戸時代初期には五公五民だった年貢が、後期の日田の百姓の年貢は八割を越していました。

江戸中期の義民・穴井六郎右衛門の江戸越訴の場合は、時の岡田代官が幕府の享保改革を受けて、年貢を十年間かけて六十四%から七十三%に9%増加した。そのため、百姓が食えないと窮状を訴えたものです。藩校や咸宜園などの高等教育は上流階級だけのものでした。咸宜園の入門簿によれば、塾生は苗字のある武士、僧侶、医者、豪商および庄屋ばかりです。庶民や百姓の中で経済的余力のある子弟だけが今の小学校にあたる町の寺子屋に行っていました。

ちなみに、公務員の経済面は、日田市職員の平均年収は約六百五十万円で日田市民平均年収の二倍以上です。国家公務員と比較してもラスパイレス指数が101.9で、日田市職員の給与が国家公務員より高いという事実があります

一方、「反論」は、ミクロの見方で、侍の全体像でなく、少ない例外事例を基に議論を展開しているようです。木を見て森を見ずの議論のようです。江戸時代と現在の特権階級の比較という視点が重要だと思います。町奉行が農工商階級の犯罪を取扱っていました。町奉行は武士に対して捜査権がないため、お咎め無しが一般的でした。庶民は無礼な態度だけで切られていました。「無礼者」の一言で理不尽な惨殺をされるのです。上杉鷹山の改革は数少ない成功例なので歴史に名が残りました。

でも、ほとんどの藩は改革できず借金の踏み倒しをしています。利息さえ払っていない藩が多々あります。通常であれば二度と貸してもらえませんが、大名は権力を笠に着て借り続けています。商人は断れないのです。これが江戸時代の封建制度です。徳政令とは鎌倉・室町時代の士族を対象としたものです。士族の借金の抵当である土地を、返金なしで棒引きし抵当の土地を士族に戻したものです。これに味をせしめた士族はたびたび土一揆を起こし幕府に発布を要求しています。ここに特権階級としての武士確立の萌芽が感じられます。水呑み百姓の極貧と下級武士の清貧を同列に語っているようですが、同じレベルの貧しさですか。下級武士でも水呑み百姓からみれば立派な家に住んでいます。江戸時代に何度も飢饉がありましたが、餓死したのは庶民と水呑み百姓で、武士が餓死したとは聞きません。

また、事例に映画のストーリーを引用し、史実でないものを論拠に使っていますが、これは反論を補強する材料になりません。「遠山の金さん」や「水戸黄門」を映画やテレビを見て、その知識で江戸時代の侍、庶民を語っているのと同等です。質素な暮らしは天皇、将軍、大名、武士、庶民に共通のものです。これが日本人の良いところです。「武士の俸給は一石も上がっていない」これはもらう側の論理で、年貢を徴収される側は不作であっても何も保障はありません。また、インフレの影響は俸給の米も同様です。米価が上昇し他の物価も追従する形のインフレが起こっていました。

従って、米がベースの給与は、インフレにタイムラグなしで完全にスライドして上昇しています。医療については、現在の皆保険制度ができるまで庶民から遠い存在でした。江戸後期に医者に診てもらえたのは咸宜園入門者の階層でした。「保護しますか?」は公務員制度の改革が必要であると主張しています。このメインテーマの主張に対して「反論」者の意見が書かれていません。例外事例や枝葉末端の議論でなく、また、いわゆる世俗的な知識による議論の組立ではなく、一歩突っ込んだ史実・事実を織り交ぜての、的を得た批評を期待します。

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市議選最後のお願い!!

市議選も最終日を向かえ、各陣営ともに最後のお願いをした。今回の市議選は一人が涙を呑む少数激戦の選挙になった。最終日は朝早くから各陣営ともに最後の集会を行い、支援者を前に最後まで気を抜かずに支援者に確認と新たな得票活動の激が飛んだ。各陣営ともに出身地区を中心に支援者と歩き最後のお願い行為をしていた。

今回の市議選は東日本大震災の影響で自粛ムードがあり、申し合わせで選挙カーでの遊説は午前9時から午後5時まででしたので、各陣営ともに時間外の行動に困っているようでした。交差点などで朝の辻立ち挨拶、夕方での辻立ち挨拶行為などで時間を取っていた。最終日はその時間も守らず午前8時過ぎから午後7時過ぎま選挙カーで遊説をしていた。候補者は明日の投票で市民の審判を受ける身になった。候補者のサバサバした顔が印象に残った。

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議員の任期もあと1週間になった!!

昭和58年4月の市議選に初挑戦し、連続7回当選して今日を迎えている。議員の任期も今月末で終わりを迎えました。28年間の長きご支援を頂きました。支援者から公設ポスター掲示板にポスターが貼られていないが、立候補していないの?体が悪いの?など次々に電話があっている。

私からその支援者に丁寧に理由を述べてお詫びをしています。ありがたいことです。『貴方が立候補しないのなら誰に投票すればいいの?』などまで聞かれている。さらに、貴方以外の方は知らないので投票には行かないという支援者までいる。私からは『後継者はいないが、必ず投票には行って欲しい』と強くお願いしている。

私もこうした支援者から育てられて今日があるものと思っている。強い意志の強い方々に守られていたことが最近強く感じている。嬉しいことです。長い間、私のような人間を支えてもらってありがとうございました。来月からは一市民として日田市発展のために影ながら応援して行きます。みなさんに感謝しています。 

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