学力低下は生徒だけの問題ではない ③

 日田市の子供達の学力低下が議会で叫ばれて久しいです。
だが、全国の教育現場ではもっと深刻な事態が静かに進行しているようです。
教師としての指導力の低下が問題になっています。『理解できない。教えられない。
自信ない』の3無教師が急速に増えて事態は深刻になりつつあります。

都府県教職員研修センターで研修を受け、プロ意識の高揚に努めています。
自ら志願して民間企業派遣研修に参加した「意識の高い教師」たちであります。
文部科学省が9月に発表した資料によると、授業や生徒指導のうえで指導力が
ないと認定された教員は全国で289名(平成14年度)にのぼり、調査開始した
平成12年度は65人というから、毎年倍増で増えている格好です。

指導力不足かどうかの認定の線引きはどこにあるのか、調べたところ①教科に
関する専門的知識、技術が不足している②指導方法が不適切である③児童、生徒の
心を理解する能力、意欲に欠けている・・・という条件で「指導力不足教師」の
烙印が押されています。

だが、どうもその線引きがスッキリしないようであります。県教委関係者によると
「生徒に声がかけられない。同僚とも会話をせず、準備室に閉じこもってしまう
『引きこもり教師』がいると思えば、非を指摘されると攻撃的になる『逆ギレ教師』
もいるようです」 つまり、社会に適用できない教員もいるようです。

この続きは改めて資料を取り、引き続き紹介して問題提起をしていきます。

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