一般質問から 日田郡との合併について

平成17年3月22日に合併期日を決めて、日田郡との合併を進める
ために、法定協議会を設置して、54項目についてすり合わせを行って
います。殆んどの項目がテーブルに上がり、合併協議も最終段階に来て、
正念場を迎えております。

先日、開催されました第10回法定協議会は、傍聴人もたくさん来ている
中で開催され、私もはじめて傍聴させてもら貰いました。
今、市民は編入合併か新設合併かで関心を持ち、注目しています。

聞きところ、合併方式については、編入合併が80%を越している
そうですが、市長は、集計結果をどのように判断しているのかご所見を
賜りたい。次に、日田郡との合併協議会の現状認識についてであります。

日田市の立場で意見を言うと、すぐに町村から反発が続出して、少し引
いた所で、物事が決定されているように感じられます。

裏を返せば、日田郡のペースで、この合併協議が進んでいるのではない
かと、心配している部分が見受けられます。

そこで、市長にお伺いしますが、今日までの協議内容をリーダシップを取り
指導力を発揮して来たと思っていますか、ご所見を賜りたい。

また、市長は、日田郡との合併の是非についても、はっきりとしていない
と思っています。そこで、日田郡との合併をどうするのか、お尋ねいた
します。もし、日田郡との合併をした時、日田市民に取ってどのような
利点があるのか、お尋ねいたします。

市民の中には、今回の合併は、日田郡のために合併するのかとか、日田
市のためには何もないと言う声も聞かれます。

次に、市長は、今年1月の法定協議会の席上で「日田市長の立場でと、
前置きして合併方式は、編入合併方式が望ましい」と発言しています。
この発言に日田郡の町村から反発があり、協議は先送りされています。

今に思えば、この時に、先送りせず、この問題を解決しなければ、前に
進まない態度を、取れば良かったと、私は思っています。

先日の、第10回法定協議会では、市議会代表と自治会代表が日田市の
立場で「編入合併が望ましい」と発言し、これに対して、日田郡町村からは
「権利は同じ、新設合併が適当」と言い、それぞれ主張して平行線のままで
した。

市長は3月、6月、9月の市議会一般質問で、各議員からこの問題に
ついて質問されていますが、今日まで、この本会議場で市長は議会、
市民に対してはっきりと「編入合併」か「新設合併」かの態度表明がされて
おりません。

そこで、市長に改めてお聞きしますが、「編入合併」か「新設合併」の意思
表明を頂きたい。

次に、この合併方式をお互いに主張して、この問題が難航しこじれた時、
市長はどのような解決策を持っているのか。お聞きしたい。

『市長答弁』

 「協議事項については、お互いに認め合い、尊重しながら日田郡との合併
を前向きに進めている。合併の効果は行財政運営の効果や広域的に観点
からまちづくりの展開が期待される。

私は法定協議会の席上で、日田市長の立場として「人口、財政規模、
行政システム、条例等を考えた時、編入合併が望ましい」と言っている。

合併方式がこじれた時は、お互いの立場を尊重しつつ、納得の行く方向で
結論を出したい。最終決断は、二ヵ月後の1月末を考えている。

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