ハンセン病患者拒否啓発を

 別府市ではハンセン病に関する正しい知識の普及啓発を図るよう商工会議所、
市観光協会、市旅館ホテル組合に要請をしていることが報道されていました。

先日、熊本黒川温泉でハンセン病の元患者の宿泊を拒否し、人権侵害として
社会問題になり、同じ観光地として人ごとでは済まされないとして要請をして
います。

日田市も同じ観光地であり人権学習や啓発をさらに進める必要があると思います。
日田市人権同和教育室によるとハンセン病関係の啓発について、今年2月に
鹿児島県にあります国立星塚敬愛園の元患者に依頼して、日田市内の企業、行政
関係者を対象に講演会を実施しています。

また、その時に市役所前にあります人権情報センターでパネル展も一週間開催
しています。さらに、今年10月に人権セミナーの研修会を市役所会議室でも
開催しています。

行政が実施した講演会や研修会、パネル展が果たしてどのくらいの成果と啓発に
なっているか疑問が残ります。特に、観光地の豆田地区、隈地区をはじめ旅館、
ホテル等関係者の全施設、全従業員に対する周知徹底をすべきと思われます。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントは停止中です。