旧若宮保育園裁判で全面和解成立!!!

昨日、午後1時半から日田裁判所で開かれた裁判で『旧若宮保育園の一連の訴えを黒木泰二氏が全面取下げで和解が成立』

   【 和解までの経緯 】
平成8年4月若宮保育園に定員外児童が在籍していることが発覚し、当時の理事長・園長であった黒木達子氏が責任をとり辞任、園長に当時副園長であった黒木泰二氏が就任、弁護士の梅木哲氏が理事長に就任した。

平成10年3月、梅木理事長は黒木泰二氏が園長として的確でないという理由で解任し、同時に若宮福祉会の職員としての地位も剥奪した。同時に梅木氏は理事長を辞任し、松浦吐四郎氏が理事長に就任した。

黒木泰二氏は職員としての園長の地位確認請求を日田地裁に提訴し、仮処分では地位を認められたが、本訴では請求を棄却された。直ちに福岡高裁に控訴し、裁判官を仲介とした和解を平成14年1月双方合意のうえ成立させ、黒木氏を副園長として復職させる決定をした。

平成14年4月、黒木氏は副園長として復職したが高裁で決定した内容が守られず、黒木氏は和解条項違反として法人・理事長を提訴し係争が再燃した。梅木弁護士は黒木氏の代理人より和解遵守の責任を問われたが黒木氏に対する実状は変わることがなく、やむなく代理人梅木弁護士も提訴した。日田地裁で再び和解を調整したが、お互いの意見の食い違いより難航し、判決を求める準備をしていた。

平成15年11月、鳥井金光理事長が若宮福祉会の理事長に就任し、保育園創業理念と今後の保育園発展を目指した相互協力により現状を解決しようという鳥井理事長の考え方を踏まえ、黒木氏が決断し、裁判の全面取り下げをふまえた和解が3月5日に日田裁判所で成立した。

市議会でも、平成8年から13年ごろまで一般質問で議員からの質問や請願も提出され、保育園正常化が求められていました。これで、ホットしている関係者も多いと思われます。

写真は午後4時から市役所内記者クラブで和解報告を説明している、すばる保育園(旧若宮保育園)理事長鳥井金光氏と黒木泰二氏です。鳥井理事長いわく『全面和解が成立した以上、今後は子供達のための保育園づくりに関係者一同頑張りたい』と力強く語っていました。

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