鳩山総務相が『かんぽの宿』を視察!!

福岡6区の久留米市などを地盤の鳩山邦夫総務相が17日午後、日田の「かんぽの宿」を視察した。かんぽの宿をめぐっては、日本郵政が全国70施設をオリックス不動産に一括売却することを決めている。しかし、同相がこの売却に反対する姿勢を示しており、視察後に「かんぽの宿をできれば地元資本に買ってもらうのが良い」と指摘し、売却先を地域ごとに検討すべきだとの考えを示した。
 
赤字の施設を「地元と一体となれば黒字化できると思う。どうしても赤字という所は廃止するしかない」と語り、一括売却に疑問という認識を示した。今回視察した日田市の「かんぽの宿」は固定資産税評価額が15億円で日本郵政の売却予定価格は簿価の1億1000万円。この差額に言及した上で、「そんなこと(安値売却が)あるか」と批判した。

「かんぽの宿ひた」は1998年に44億7000万円かけて改修し、現在の施設が完成した。宿泊料や入浴料の収入から人件費などを引いた営業収支は黒字だが、改修などに伴う減価償却費が重荷となり、施設としては1300万円の赤字(2007年度)となっている。かんぽの宿を買収したいとの地元企業もいるようだ。(昨年12月29日に関連記事を載せてある。)

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