任期満了に伴う大分市議選が2月15日告示、20日投票で実施される。定数は前回選挙から二減の四十六となり、合併特例で設けた佐賀関、野津原両選挙区がなくなるため、初めて全市一区の選挙となる。今のところ現職、新人を合わせて五十六人前後の出馬が見込まれており、激しい選挙戦が予想される。
今年は合併新市の市長選、市議選が集中する“ミニ統一地方選”の年です。臼杵市長選・市議補選が終了しており、大分市議選は第二弾となる。2月に九重町議選、4月には竹田市議選、佐伯市議選と続きます。どの市においても定数が2~6人減らすことになっているために激戦が予想されている。
合併して定数特例の期限も切れての全市一区の選挙になっているために激戦が繰り広げられている。旧市と旧郡部との魅力を取り込みながら市の一体感をどう醸成し、市全体でふさわしい地域を形成していくのか。財政状況が厳しさを増す中、高齢化への対応、子育て支援など課題は山積しており、改選後の議会がどう取り組むのか有権者は注目している。