市長という役職は・・市民から受け入れなければ・・・

佐藤陽一後援会が『市政報告会』を先日の18日夜にパトリア大ホールに約300人の後援者を集めて開催された。佐藤陽一氏が市長に就任して2年を過ぎ、後援者にマニフェストの達成や現在取り組んでいる市政運営について話があったとのこと。市長選の時にローカルマニフェストが提示された。

ローカルマニフェストとは市長、町村長が行う選挙の際の実現性を担保した具体的な公約のこと。マニフェストは、数値目標や財源、期限などを入れ込むことを定義づけられているが、最も大切なことは有権者が選ぶことによって、市民との契約が成り立つということである。その当時、ある方がインターネットで次のような文書を残している。

『日田市長選挙にこういった近代民主主義の手法が取り入れられていたとは知りませんでした。実は今回4回目の選挙で落選した大石前市長とは私の商社時代の先輩に当たり、その後もわりあい親しく付き合いをしてきており、市役所にも2度ほど訪問したことがありました。

一度目の選挙は、彼が東京で働いていた時に、出身地の日田市の同級生などから懇願され、市制をどうしても変える必要があるとの要請を受け出馬したもので、その時は圧勝しました。しかし二度目、三度目は再選はされましたが、票数を減らし続けたため、地方の現職市長が何故これほど支持が減っていくのか不思議に思っていました。

そして今回とうとう落選してしまいました。本人とは話していませんが、彼の選挙結果は間違いなくこのローカルマニフェストによる選挙と関係していること、この記事で分かったしだいです。人口5万人ほどの小さな町でも、こういった近代的な民主主義の手法が取り入れられれば、現職の市長と言えども落選してしまうと言うことですね。

正直なところ田舎の選挙はどこも同じで、保守的なボスが牛耳って市民はそれに乗っているだけと思い込んでいただけに、地域によっては時代は変わりつつあるのかなーと良い意味で驚いているしだいです。親しい知人が落ちたのは残念ではありますが、彼には三度の市長職を通じて市民から受け入れられない何かがあったのでしょう。』

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