第10回日田郡との合併法定協議会開催

 午後1時半から日田郡との法定協議会が開催されましたので傍聴しました。
今日は自治会関係者や議員それに、日田郡からも沢山の方が傍聴に訪れて
いました。その訳は今日の審議の中で、「合併方式について」審議がされるように
なっていましたから、その審議内容を聞くためにです。

54項目を審議していますが、今日は今までに継続協議項目15項目について
審議し、幾つか確認されその他はまた継続審議になりました。新しく4項目も
提案され承認されました。日田郡の委員からは自分の住んでいる町や村の住民
を守るために、今ある制度は残すように意見を述べていました。

日田郡の町村は過疎が進み、住民に残って貰うための施策が沢山あり、赤字
覚悟でやっている事業もあります。
私達、日田市民から見れば過保護になっている部分もあります。こうした事業の
すり合せは大変に困難になります。審議項目も残り少なくなりました。

今回の合併で一番問題点は「合併方式と議員の身分」ののことです。
審議の最後で、法定協議会長であります日田市長が「この合併の基本であります
合併形式について意見を聞きたい」と切り出したところ、日田市から自治会代表と
議員代表が「合併はやるべきと前置きして、形式は市民の大多数が編入合併を
望んでいる。人口、予算などあらゆる面を考えても編入しかない」と意見を
述べました。

また、日田郡の代表からも「合併は新設合併である。今日まで審議したことも
対等で話を進めている」と述べて日田市と日田郡との意見の相違があり、審議
未了で会議は終了しました。

この先、このまま行っても打開策はなく、合併そのものが怪しくなりつつあります。
第11回日田郡市合併協議会が12月25日に開催されますが、この合併方式の問題が
解決する見込みは薄いようです。

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