ごく普通の生活習慣に・・・「夜更かし・朝寝坊・朝食抜き」

「キレる子」対策として本格的に文部科学省が動き始めた。テレビを見るなど夜更かしをしては、朝寝坊、朝食抜きという悪循環に陥る子供が増えている。こうした生活リズムを改善しようと、国では今年度、「早寝早起き朝ごはん運動」を始め、各地で啓発活動を行っている。

睡眠不足や空腹で授業に集中できない子供たちが目立つようになり、「早寝・早起き・朝ごはん」に注目が集まっている。「夜更かしすると、体内時計と実際の時間との間にずれが生じ、時差ぼけのような状態になる。そうなると体調が崩れ、意欲が低下する。朝日を浴びることで、そのずれが解消される」。

また、「朝食を必ずとる」小中学生が、「全くかほとんどとらない」小中学生より、テストの平均得点が各教科で1割以上高かった。青森県鶴田町は一昨年から全国初の「朝ごはん条例」を施行。子供たちが共同で寝泊まりし、朝食も作る「通学合宿」を、2年前から実施している。その効果もあり「毎日朝食を食べる」という子供が、01年の88・6%から昨年は93・2%に増えた。写真は赤石小学校全生徒集団給食の風景です。

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