通所授産施設『神来の郷』がオープンして10カ月

精神障害者の自分一人の力で生活することができる必要な訓練を行い、作業を通じて本人の社会復帰、社会参加の促進を図ることを目的に作られた、通所授産施設『神来の郷』がオープンして10カ月が過ぎました。

「手探りの中でのオープンでようやく軌道に乗りつつある現状」と話してくれた同施設の大下事務長が淡々と話を続けてくれました。「この施設の目的などを市民が理解されていない所もあり、施設長が各事業所などを回り挨拶と授産活動の説明に回っています。なかなか理解が難しいところもあります」と苦しいところも話してくれました。

そこで、授産活動を市内の企業が理解して貰うために、今日、大下施設長と企業を回りました。小松軒、山陽館ホテル、日田天領水、日田玖珠地域産業振興センターなどを回って説明と協力に一緒に回ってあげました。

回って説明すれば理解して貰えるし、施設関係者が地味に地元企業に回ることが必要だと感じました。野菜の袋詰め、下駄の傷直し、野菜等の栽培などを施設職員と一緒に働き、工賃を貰う。作業項目もだんだん増えつつありますが、まだまだ開拓をしていく意気込みは職員一同から見えました。今後、行政も遅れた分野だとも思われますので早い体制作りが必要と思われます。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントは停止中です。