宮崎県では・・・県発注工事入札

宮崎県発注工事の入札で最低制限価格を引き上げた後の落札率が上昇していることが分かった。宮崎県によると、最低制限価格を引き上げた昨年10月下旬から今年1月末までの約3カ月間の落札率は84.8%。引き上げ前の3カ月間(昨年7‐9月)に比べ、6.1ポイント上昇した。

宮崎県は、前知事が逮捕された官製談合・汚職事件を受け、昨春から入札制度の改革に着手し、談合の温床と批判された指名競争入札を原則廃止するため、一般競争入札を拡大してきた。

しかし、業者間競争が激しくなり、赤字覚悟で最低制限価格ラインで入札する傾向が強まって経営を悪化させる業者が少なくなく、倒産件数も激増した。このため、県は最低制限価格を従来の70‐80%から80‐85%に設定し直していた。

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