学習指導要領が来春から改訂される ②

 2002(平成14年)年4月に導入された学習指導要領が、文部科学相の諮問
機関・中央教育審議会の答申を受けて、来春から改訂されることになりました。
「ゆとり教育」から「学力重視」への事実上の方針転換と受け止められており、1年
半での改訂決定に学校や教員に戸惑いもあるようです。

現行の指導要領は、受験戦争の弊害、知識偏重に対する反省などを踏まえ、教える
内容を絞り込んで「ゆとり」を生み、「生きる力」を育成するための「総合的な学習の
時間」など多様な教育を実現する狙いでした。
しかし、学習内容を3割近く削減したことから「学力低下を招く」との批判が各方面
から続出してまいりました。

今回の改定は、こうした声に応えるものと言えます。日田市にとっても画期的な
改訂であり、学力向上のためにも歓迎すべきものと感じます。

明日は、3無教師(理解できない。教えられない。自信ない)の実態について少し
述べさせて貰います。

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