墓参り代行業、新たなビジネス 高齢者に人気・・

盆の墓参りシーズン。兵庫県内で一風変わった「墓参り代行サービス」が注目を集めている。雑草をひき、墓石をふいて供花を取り換え、最後には「心を込めて」合掌する。

利用者は高齢者が中心。寝たきりで何年も墓参りに行けない人や入院中の人たちからは、「ずっと気にかかっていた。きれいになってほっとした」と喜ばれている。進む高齢化が、新たなビジネスを後押ししている。

サービスは兵庫県内ではまだ参入が少ないものの、全国的にみると五年前には既に始まっていたという。石材会社や花屋などが副業として始めるケースが多いが、全国展開する専門業者もある。

当初、「墓参りは他人が行くものではない」と冷ややかな目で見られることもあったが、認知度は徐々にアップ。今年もだんだん増えつつある。家の中を歩くのが精いっぱいで何年も墓参りに行くことができない高齢の女性は、きれいになった墓の写真を目にして「心のつっかえがとれた」と笑顔を見せたという。変わった商売もあるものだと感心する。・・

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