今年残り少なくなり・・・若者の訴え・・・

早いもので、今年も明日を残すのみとなりました。何となく新年を迎えるという気分にならないのは私だけではないと思います。厳しい経済環境のせいもあるのでしょうし、もどかしい政治情勢にも原因しているのでしょう。町全体が新しい年を迎える「期待」よりも「不安」のほうをより強く抱いているような感じがしています。

ある若者の言葉を聞く。『社会に出た時にはバブルは崩壊し企業は採用を絞っていた。景気回復後も正社員に雇おうとはしなかった。経済成長時代を生きてきた世代が身を守るため、不利益を押しつけている。貧困から抜け出せない「平和な社会」なんてロクなもんじゃない。

政治は投票率が高い高齢者にばかり目を向けている。昨年の参院選は年金が争点になったが、財源となる保険料を払えない若者の増加は顧みられなかった。水源を枯らしておいて「蛇口から出る水を増やせ」と言うようなものでしょう。

少子高齢化で若い世代が背負う重みは増していく。年々逆立ちする人口ピラミッドからもその重さがみてとれる。なのに政治は彼らの声に鈍感だ。投票率が低く魅力ある「票田」と映らないからだ。だがその結果、高齢化社会の支え手が弱れば、逆さピラミッドは「倒壊」してしまう。こんな政治は早く崩壊してほしい。その方が再建も早い・・・』

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